田原本町をぶらり旅 その1 ~桃太郎生誕の地~

田原本町
07 /17 2014
田原本町(たわらもとちょう)の過去の記事はこちら
田原本町をぶらり旅 ~過去の記事一覧~


2014年7月13日、奈良県中部の磯城郡(しきぐん)田原本町に行ってきました。
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田原本町は磯城郡南端にある町で推計人口は31,888人(2014年6月1日)です。
2006年6月ごろまでは県内で一番人口が多い町でした。
(2014年7月現在では、広陵町(こうりょうちょう)が県内人口トップの町)


田原本町役場
住所:磯城郡田原本町890-1
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桃太郎生誕の地
田原本町は桃太郎生誕の地とされています。
桃太郎伝説の成り立ちには諸説ありますが、最も有力とされている説は
第7代孝霊天皇(こうれいてんのう)の第3皇子である吉備津彦命(きびつひこのみこと)、
弟である稚武彦命(わかたけひこのみこと)の吉備国平定における活躍と
岡山県(吉備国)の温羅(うら)伝説に由来するものとする説です。
温羅とは、朝鮮半島から渡来して、優れた鉄をつくる技術を持っていた人々のこと指す言葉です。
温羅→鬼で、鬼が持っている金棒→鉄ということです。

吉備津彦命の温羅征伐の伝説が「岡山の桃太郎」となり、
香川県高松市にある女木島(鬼ヶ島)の鬼を退治したのは
弟の稚武彦命であるとされています。

ちなみに孝霊天皇の都は田原本町黒田・宮古のあたりにあったそうで、
古事記・日本書紀には吉備津彦命らが吉備国や山陽道を平定したと記されています。
さらに田原本町には川上から男の子が流れ着いて、播磨の方へ向かって神様になったという
伝承も残っているそうです。

HP:田原本町観光協会
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そういえば奈良県とゆかりのある日本昔話と言えば、竹取物語があります。
奈良県の北葛城郡広陵町は竹取物語の舞台だったと言われています。
参考:広陵町をぶらり旅 ~靴下とかぐや姫の町~
参考:広陵町をぶらり旅Ⅱ ~馬見丘陵公園 チューリップフェア 広陵町編~


田原本町のマスコットキャラクター「ももたん」。
ももたんの青年バージョンも存在するそうです。
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唐古・鍵遺跡(からこ・かぎいせき)
田原本町の唐古および鍵にある遺跡です。国道24号線沿いに大きな駐車場があります。
唐古・鍵遺跡からは、弥生時代の出土品が多数見つかっており、
考古学者からは弥生時代の重要な勢力の拠点があったのではないか考えられています。
特に銅鐸(どうたく)の製造がさかんだったそうです。
また、弥生時代としてはもっとも古い総柱の大形建物跡も検出されています。
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唐古・鍵遺跡で出土した土器には、
建物や動物、記号などが描かれた物が多くあるという特徴があります。
中でも、土器に描かれていた多層式の楼閣が遺跡内に復元されています。
この楼閣がこの場所に建っていたものなのか、
それとも中国の建物を描いたもので、この場所にはなかった建物なのかは不明です。
国道24号線を車で走っていると、この楼閣が見えるので、
見かけたことがある人もいるかと思います。
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屋根の「くるっ」となっている部分が特徴的です。
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■唐古・鍵遺跡の最新の記事はこちら
参考:田原本町をぶらり旅Ⅱ その1 ~唐古・鍵遺跡史跡公園~


唐古・鍵 考古学ミュージアム(公民館・図書館併設)
考古学が好きな方であれば十分楽しめる施設かと思います。
住所:磯城郡田原本町阪手233-1
HP:唐古・鍵 考古学ミュージアム
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2Fに展示室があります。
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唐古・鍵遺跡のキャラクター「楼閣(ろうかく)くん」と
奈良県のマスコットキャラクター「せんとくん」。
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黒田大塚古墳(くろだおおつかこふん)
近鉄田原本線の黒田駅(くろだえき)の南西の住宅街にある
小型の前方後円墳です。
所在地:磯城郡田原本町黒田
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鏡作坐天照御魂神社(かがみつくりにいますあまてるみたまじんじゃ・鏡作神社)
通称は鏡作神社(かがみつくりじんじゃ)。
田原本町内には鏡作神社という名前の神社が多く、
ここは田原本町八尾にある鏡作神社です。
住所:磯城郡田原本町八尾816
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拝殿
祭神は天照国照日子火明命、
石凝姥命(いしこりどめのみこと)、天児屋根命(あまのこやねのみこと)です。
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鐘楼
なぜか神社の境内に釣り鐘があります。
実は、神社のお隣が昔、寺領だったらしく神仏習合時代は
神宮寺・真言宗「聞楽院(もんらくいん)」という寺院があったそうです。
1872年(明治5年)、廃寺のときに鐘楼のみ残ったそうです。
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村屋坐弥冨都比売神社(むらやにますみふつひめじんじゃ・村屋神社)
通称は村屋神社(むらやじんじゃ)。
住所:磯城郡田原本町蔵堂423番地
HP:村屋神社
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拝殿
主祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)の后である三穂津姫命(みほつひめのみこと)で
大物主神を配祀(はいし)しています。
※配祀・・・主祭神のほかに、同じ神社の中に他の神を祭ること
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大物主命は大神神社(おおみわじんじゃ)の祭神であり、
その后神を祀る当社はその別宮とされています。
参考:桜井市をぶらり旅17 その1 ~大神神社 参道編~

村屋神社は大物主と三穂津姫の夫婦神を祭る「縁結びの神」としても知られています。


田原本町をぶらり旅 その2 ~田原本駅周辺と多神社~」に続く。

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