和歌山をぶらり旅Ⅱ その1 ~本州最南端 潮岬~

番外編
09 /16 2019
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2019年9月15日、約2年ぶりに和歌山県に行ってきました。
今回は本州最南端・紀伊半島の先っちょ潮岬(しおのみさき)へ向かいました。


南紀熊野(なんきくまの)ジオパークセンター
和歌山県南部と奈良県十津川村(とつかわむら)の一部は「南紀熊野ジオパーク」として
日本ジオパークに認定されています。
HP:南紀熊野ジオパーク
住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2838-3
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紀伊半島南部は、付加体(ふかたい)・前弧海盆堆積体(ぜんこかいぼんたいせきたい)・
火成岩体(かせいがんたい)の3種類の地質で成り立っています。
付加体は海洋プレートが海溝で沈み込む際、陸側に付加されたもの。
前弧海盆堆積体は、浅くなりくぼみができた付加体の上に砂や泥が堆積したもの。
火成岩体は火山の噴火によってできたものです。
潮岬と、隣の紀伊大島(きいおおしま)は火成岩体です。
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紀伊半島
大陸から離れて間もない頃の日本列島は平坦な土地でした。
その後、南側のフィリピン海プレートにより陸が押し出されたことにより、
紀伊半島は険しい山々が連なる地形となりました。
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潮岬と紀伊大島(写真中央右の島)
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ちなみにこちらは奈良盆地(写真中央)と大阪平野(写真左)。
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日本遺産「鯨とともに生きる」
和歌山県の新宮市(しんぐうし)・那智勝浦町(なちかつうらちょう)・太地町(たいじちょう)・
串本町(くしもとちょう)では古くから捕鯨(ほげい)の文化があります。
動物愛護団体やシーシェパードを中心とした環境保護団体が捕鯨反対を続けていますが、
日本は今年2019年7月に31年ぶりに商業捕鯨を再開。
この日本の文化を大切にしていきたいですね。
HP:日本遺産-鯨とともに生きる
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潮岬観光タワー
HP:南紀のドライブイン
住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2706-26
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エルトゥールル館
1890年(明治23年)、紀伊大島の樫野埼(かしのざき)で
オスマン帝国(現在のトルコ)の軍艦エルトゥールル号が台風の風にあおられ、
岩礁に激突。500名以上もの犠牲者を出してしまいました。
大島村(現在の串本町)樫野の住民たちは、総出で生存者の救助に当たりました。
さらに食料の蓄えがわずかだったにも関わらず、生存者たちに食料や衣類を与えたことにより、
69名の乗組員が生還することができました。
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そのおよそ100年後の1985年(昭和60年)。イラン・イラク戦争により、
イラクのフセイン大統領はイラン上空の航空機に対する無差別攻撃を宣言。
各国は無差別攻撃開始の期限までに、イラン在住の国民を軍用機や旅客機で救出。
しかし日本は自衛隊の海外派遣が不可能だったため、イラン在住の日本人を
救出することができませんでした。
この状況を知ったトルコの駐在特命全権大使は日本人のために救援機を派遣。
これは100年前にエルトゥールル号が遭難したときに、
多くのトルコ人が日本人に救われた恩義があったからだそうです。
この実話は2015年(平成27年)、「海難1890」というタイトルで映画化されました。

潮岬観光タワーの隣にある食堂では、
「近大(きんだい)マグロ」を使った海鮮丼やマグロバーガーがいただけます。
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近大マグロバーガー
近大マグロは近畿大学水産研究所が成功させた完全養殖のマグロです。
紀伊大島にも近畿大学の水産研究所があります。
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潮岬灯台(しおのみさきとうだい)
HP:南紀串本観光ガイド
住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877
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幕末の1866年(慶応2年)、アメリカ・イギリス・フランス・オランダの4ヶ国と結んだ条約により
建設された8つの灯台のうちの1つです。「日本の灯台50選」にも選定されています。
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灯台入口
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灯台には資料室もありました。
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灯台からの眺め
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潮御崎神社(しおのみさきじんじゃ)
灯台のすぐ近くにある神社です。
住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2881
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拝殿
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祭神は少彦名命(すくなびこなのみこと)です。
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和歌山をぶらり旅Ⅱ その2 ~紀伊大島・橋杭岩・太地~」に続く。

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